忍者マストダイとは


PANDADA GAMESが提供するスマートフォン向けのゲーム『忍者マストダイ』のことです。公式Webサイトで『疾走バトルRPG』と銘打たれている通り、様々な障害物や敵が配置された横スクロール型のステージをいかに速く走りきってボスに到着するか、そして倒すかを競うというのが基本的なゲームの目的です。

リリース記念PV

他の多くのスマートフォン向けのゲームと同様にガチャの要素があり、自分が操作するキャラクターや装備の強さを整えるには運の要素も絡んでは来るものの、プレイヤー自身の操作スキルも大きな比重を占めるため、無課金または微課金でプレイしているユーザも多く存在します。


基本的なゲームシステム

先述の通り、横スクロール型のステージを疾走して相手よりも速くボスを倒す事が基本的なシステムとなります。

操作は主に4種類のボタンで行います。具体的には「ジャンプ」「下降およびダッシュ」「忍術(必殺技)」「武器スキル」で、後者の2つは発動できる機会が限られているため普段はほぼ前者の2つのボタンのみを操作する事が多いです。

ゲームプレイ「疾走」
ゲームプレイ「ボス戦」

たったの2つのボタンによる疾走ときくと簡単に思われるかもしれませんが、ステージをいかに効率よく走るかという観点ではプレイヤースキルが大きく介在してくる事になります。拮抗した実力同士ではわずかなミスが命取りとなるスリリングな戦いが楽しめます。

ゲームプレイ「忍者対戦」

操作するキャラクターである忍者やその装備品はガチャなどで入手する事が出来ますが、その性能は『走る能力には影響しない』事が大きな特色の一つといえます。走る速度がはやくなったり、ジャンプ力が高くなったりはせず、基本的には攻撃力など戦闘に関わるものだったり、HPなど生存に関わるものだったりといったステータスに影響を及ぼすものが殆どです。この事からも、ジャンプやダッシュのタイミングや精密さといったプレイヤースキルが要求されるゲームである事が伺えます。

他プレイヤーとの協力

戦いは対人戦だけではなく、他のプレイヤーと協力するコンテンツも多く用意されています。その一つが 家族システム です。詳しくはリンク先をご参照ください。

家族とは、他のゲームで言うところのギルドやクランといったものに相当する、プレイヤーが集まって作られる集合体です。家族を収める族長や、それを補佐する副族長や長老といった役職が用意されています。

同じ家族のプレイヤーたちと協力して、他の家族と競い合うコンテンツも存在します。例えば時間内にどれだけ多くのボスを倒せるかであったり、一体のボスをどれだけ速く倒せるかであったり。

中でも個人的に最も熱いと思っているのは家族合戦というコンテンツです。名前の通り、家族同士の合戦を行うGvGで、純粋に家族間で勝敗を決める戦いになります。毎週土曜日と日曜日の21時に開催され、何ヶ月も続くシーズンが終了した時に最も多くの勝利ポイントを有している家族が最強の座を手にします。

家族合戦

家族同士の合戦では、団体戦・3v3・1v1の3種類の形式で複数回の試合を行い、各試合の勝敗に応じて与えられるポイントの多寡で最終的な勝利家族が決定します。

団体戦は家族全員が参加可能で、ステージを何故か転がってくるスイカをどれだけ多く斬る事ができるか、飛んでくる蝙蝠をいかに多く倒せるか、など幾つかの課題から一つが選ばれます。一人につき2回までと挑戦回数が決まっており、互いの家族の成績が拮抗している場合はチャットでの声援が飛び交い熱い応援合戦が繰り広げられる事も。

3v3と1v1は、それぞれ3人対3人、1人対1人の少人数での勝負です。各家族の精鋭が名乗りをあげて出場し、その腕を競い合うもので、特に合戦の最後に行われる1v1は頭領戦といわれ、多くの場合その家族の中で最強のプレイヤーが出場する事になります。この頭領戦で合戦の勝敗が決する事も多く、皆が観戦して大変盛り上がるものとなります。

コミュニケーション

忍者マストダイのゲーム内コミュニケーションの手段はチャットですが、正直なところあまり頼りにはなりません。

個人間でのダイレクトメール的に使える個人チャット、家族内の皆と談笑できる家族チャット、家族の垣根を超えて知らない人とも話ができる全体チャット……と幾つか種類はあるものの、遡って読めるログの量が少なく、すぐに流れて過去のログが読めなくなってしまいます。さらにゲームのアップデートなどで新しいものも含めてログそのものが消滅する事も多々……。このため、多くの家族ではゲームの外にコミュニケーションの手段を用意しています。

LINEやX (旧Twitter) も使われているようですが、最も利用されているのは Discord でしょう。Discordはボイスチャットも利用でき、合戦やイベントの際は皆でワイワイと賑やかに楽しんでいる家族も多いようです。詳しくは別に解説を用意しているので、そちらをご参照ください。